【徹底比較】電動ロードバイクは普通のロードバイクと何が違う?メリット・デメリットから選び方まで

BESV(ベスビー)の「JR1」初心者におすすめの電動ロードバイク人気モデル5選

電動ロードバイクって何?普通のロードバイクとの違いを解説

電動ロードバイクという言葉を聞いたことはありますか。見た目はスタイリッシュなロードバイクそのものです。しかし、その中には電動アシスト機能という、強力なサポーターが隠されています。ペダルを漕ぐと、その力をセンサーが感知します。そして、モーターが必要な分だけ力を補助してくれるのです。これが電動アシストの基本的な仕組みです。風のように道を駆け抜ける爽快感はそのままに、少しだけ力を貸してくれる賢い自転車と言えるでしょう。

では、私たちがよく知る普通のロードバイクとは、具体的に何が違うのでしょうか。一番大きな違いは、やはり電動アシストユニットの有無です。モーターやバッテリーが搭載されているため、車体の重量は普通のロードバイクよりも重くなります。軽いモデルでも15kg前後、重いものだと20kgを超えることもあります。一方、普通のロードバイクは10kgを切るモデルも珍しくありません。この重さの違いは、自転車を持ち運ぶ際に少し影響があるかもしれません。

価格にも違いが見られます。電動アシスト機能という精密な機械を搭載している分、電動ロードバイクは高価になる傾向があります。エントリーモデルでも30万円以上することが多く、高性能なモデルになると100万円を超えることも。もちろん、普通のロードバイクも価格は様々ですが、より手に入れやすい価格帯から選ぶことができます。

メンテナンスの面でも少し違いがあります。基本的な手入れはどちらも同じですが、電動ロードバイクはモーターやバッテリーといった電気系統のチェックも必要になります。何かトラブルがあった場合は、専門の知識を持つ販売店に相談するのが安心です。普通のロードバイクに乗り慣れている人でも、電気系統については新しい知識が必要になるかもしれません。

電動ロードバイクのすごいメリット5選!こんな人におすすめ

電動ロードバイクには、サイクリングの世界を大きく広げてくれる素晴らしいメリットがたくさんあります。まず一つ目は、坂道を楽に登れることです。ロードバイクの楽しさを知っていても、急な上り坂を前にして心が折れそうになった経験はありませんか。電動ロードバイクなら、まるで背中をそっと押してくれるように、力強くアシストしてくれます。体力に自信がない人でも、坂道の多い地域に住んでいる人でも、臆することなくサイクリングを楽しめるようになります。

二つ目のメリットは、向かい風が怖くなくなることです。サイクリング中に突然吹き始める強い向かい風は、体力を奪い、進むのを困難にします。しかし、電動アシストがあれば、風の抵抗に負けることなく、安定したペースで走り続けることができます。天候に左右されにくくなるため、サイクリングの計画も立てやすくなるでしょう。

三つ目は、長距離ライドに挑戦できることです。今まで「自分には無理だ」と諦めていた長い距離も、電動アシストの助けがあれば現実的な目標になります。体力を温存しながら走れるため、ライドの後半でバテてしまう心配も減ります。行動範囲がぐっと広がり、景色の良い場所まで足を延ばしたり、隣町まで買い物に行ったりと、新しい楽しみ方が見つかるはずです。

四つ目のメリットとして、体力差がある仲間とも一緒にサイクリングを楽しめる点が挙げられます。友人や家族とサイクリングに出かけても、体力の差からペースが合わず、気まずい思いをしたことはないでしょうか。電動ロードバイクなら、体力が上の人にペースを合わせることも可能です。誰もが自分のペースで、同じ景色を共有しながら走る喜びを分かち合えます。

最後に、通勤や通学が非常に快適になることも大きなメリットです。職場や学校に到着する頃には汗だく、なんてことも少なくなります。電動アシストのおかげで、余計な体力を使わずにスマートに移動できるのです。満員電車を避けて、気持ちの良い朝の風を感じながら一日を始められるのは、とても魅力的です。

購入前に知りたいデメリットは?後悔しないためのチェックポイント

多くの魅力を持つ電動ロードバイクですが、購入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、知っておくべきデメリットもいくつかあります。まず考えられるのが、車体の重さです。アシストユニットやバッテリーを搭載しているため、どうしても普通のロードバイクよりは重くなります。この重さは、走行中はほとんど気になりません。しかし、マンションの階段を運んだり、車に積み込んだり、電車で移動する「輪行」を考えたりする際には、少し負担に感じるかもしれません。自分の生活スタイルの中で、自転車を持ち運ぶ場面がどれくらいあるかを想像してみましょう。

次に、価格が高いことも考慮すべき点です。高性能な自転車であるため、初期投資としてまとまった費用が必要になります。予算をしっかりと決めて、その範囲内で自分に合ったモデルを探すことが大切です。ただ、価格が高い分、日々の移動が楽になったり、新しい趣味として長く楽しめたりと、それ以上の価値を見いだせる可能性も十分にあります。

バッテリーの充電が必要であることも、電動ロードバイクならではの特徴です。スマートフォンの充電と同じように、走る前にはバッテリー残量を確認し、必要であれば充電する習慣が求められます。もしロングライドの途中で充電が切れてしまったら、アシスト機能のない、ただの重い自転車になってしまいます。走行可能な距離を事前に把握し、計画的に走ることが重要です。幸い、最近のモデルは航続距離が100kmを超えるものも多く、日常的な使用で困ることは少ないでしょう。

最後に、メンテナンスが少し複雑になる場合があることも知っておきましょう。チェーンやタイヤなどの基本的なメンテナンスは普通のロードバイクと変わりません。しかし、モーターやバッテリーといった電気系統に問題が発生した場合は、専門的な知識が必要です。自分で修理するのは難しいため、信頼できる専門店を見つけておくことが、安心して乗り続けるためのポイントになります。

初めての電動ロードバイク選び!失敗しないための5つのポイント

自分にぴったりの一台を見つけるために、どこに注目して選べば良いのでしょうか。ここでは、初めて電動ロードバイクを選ぶ際に押さえておきたい5つのポイントを紹介します。まず最も重要なのが、バッテリーの性能です。バッテリーの容量によって、一度の充電で走れる距離、つまり航続距離が決まります。自分が主にどんな使い方をするのかを考えてみましょう。片道10kmの通勤で使うのか、週末に100kmのロングライドを楽しみたいのか。それによって必要な航続距離は変わってきます。カタログに記載されている航続距離は、あくまで目安です。走り方や道の状況によって変化することも覚えておきましょう。

次に注目したいのが、アシスト力を生み出す心臓部、モーター(ドライブユニット)です。モーターが自転車のどの部分に搭載されているかで、乗り心地に違いが生まれます。主流は、ペダルを漕ぐ部分にある「センターモーター」方式です。重心が低く、自然なアシストフィールが特徴です。他にも前輪や後輪にモーターが付いているモデルもあります。試乗ができるお店があれば、ぜひ実際に乗り比べて、その違いを体感してみることをおすすめします。

三つ目のポイントは、車体重量です。先ほどデメリットでも触れましたが、重さは保管や持ち運びのしやすさに直結します。自宅のどこに保管するのか、階段の上り下りは必要かなどを具体的にイメージしてみましょう。少しでも軽いモデルを選びたいのであれば、価格は上がりますが、フレームの素材にカーボンを使用しているモデルなどを検討するのも一つの方法です。

四つ目は、コンポーネントです。コンポーネントとは、変速機やブレーキといった、自転車を構成する主要な部品群のことです。特にブレーキは安全性に直結する重要なパーツです。雨の日でも安定した制動力を発揮する「ディスクブレーキ」が現在の主流となっています。コンポーネントには様々なグレードがあり、価格や性能が異なります。予算と求める性能のバランスを考えて選びましょう。

最後のポイントは、フレームの素材です。主な素材には、比較的価格が手頃な「アルミニウム」と、軽量で振動吸収性に優れた「カーボン」があります。アルミニウムは頑丈で扱いやすく、初心者にもおすすめです。一方、カーボンは長距離を走っても疲れにくいというメリットがありますが、価格は高くなります。乗り心地や予算に合わせて、最適な素材を選ぶことが満足への近道です。

初心者におすすめの電動ロードバイク人気モデル5選

ここでは、数ある電動ロードバイクの中から、特に初心者におすすめの人気モデルをいくつか紹介します。どのモデルも、走りやすさと信頼性を兼ね備えており、最初の一台として後悔のない選択となるでしょう。

TREK(トレック)の「Domane+」シリーズ

TREK(トレック)の「Domane+」シリーズ初心者におすすめの電動ロードバイク人気モデル5選

乗り心地の良さに定評のあるフレーム設計と、パワフルで自然なアシストが魅力です。長距離を快適に走りたいと考えている人に特におすすめできる一台です。安定感のある走りは、初めてロードバイクに乗る人にも安心感を与えてくれます。

SPECIALIZED(スペシャライズド)の「Turbo Creo」シリーズ

SPECIALIZED(スペシャライズド)の「Turbo Creo」シリーズ 初心者におすすめの電動ロードバイク人気モデル5選

最大の特徴は、その軽さにあります。電動ロードバイクとは思えないほどの軽量な車体は、操作性も高く、まるで普通のロードバイクのような軽快な走りを楽しめます。デザイン性も高く、所有する喜びを感じさせてくれるモデルです。

GIANT(ジャイアント)の「ROAD E+」

GIANT(ジャイアント)の「ROAD E+」 初心者におすすめの電動ロードバイク人気モデル5選

世界最大の自転車メーカーであるGIANTが作る電動ロードバイクは、コストパフォーマンスの高さが魅力です。ヤマハと共同開発した信頼性の高いモーターを搭載し、安定したアシストを提供します。幅広いサイクリストに受け入れられる、バランスの取れた性能が特徴です。

YAMAHA(ヤマハ)の「YPJシリーズ」

YAMAHA(ヤマハ)の「YPJシリーズ」初心者におすすめの電動ロードバイク人気モデル5選

電動アシスト自転車のパイオニアであるヤマハが、その技術を結集して作り上げたシリーズです。特に「YPJ-EC」などは、通勤から本格的なサイクリングまで、幅広い用途に対応できるモデルとして人気があります。日本の道路事情をよく理解した、きめ細やかなアシスト設定が光ります。

BESV(ベスビー)の「JR1」

BESV(ベスビー)の「JR1」初心者におすすめの電動ロードバイク人気モデル5選

e-Bike専門ブランドならではの、洗練されたデザインが目を引きます。バッテリーをフレームに内蔵し、一見すると電動アシスト自転車には見えないスマートなルックスが特徴です。街乗りをおしゃれに楽しみたい人にもおすすめです。

これらのモデルはあくまで一例です。自転車販売店で専門のスタッフに相談し、実際に試乗してみるのが、最高のパートナーを見つける一番の近道です。

価格帯はどれくらい?予算別の特徴と選び方

電動ロードバイクの購入を考える上で、最も気になるのが価格かもしれません。予算によって、選べるモデルの性能や特徴も変わってきます。ここでは、価格帯ごとの大まかな特徴を解説します。

まず、20万円台から40万円台の価格帯です。この価格帯は、電動ロードバイクの「エントリーモデル」と位置づけられることが多いです。フレームの素材はアルミニウムが主流で、日常的な通勤や通学、週末のちょっとしたサイクリングを楽しむには十分な性能を備えています。初めて電動ロードバイクに挑戦してみたいという人が、まず検討するのに適した価格帯と言えるでしょう。信頼できるメーカーのモデルであれば、この価格帯でも安心してサイクリングを始められます。

次に、40万円台から70万円台の価格帯です。このあたりから「ミドルグレード」となり、選択肢の幅がぐっと広がります。より高性能なモーターユニットや大容量のバッテリーを搭載したモデルが増えてきます。また、変速機やブレーキといったコンポーネントのグレードも上がり、よりスムーズで確実な操作が可能になります。本格的なロングライドを楽しみたい、あるいは性能に妥協したくないという人におすすめの価格帯です。

最後に、70万円以上の価格帯です。これは「ハイエンドモデル」の世界です。フレーム素材には軽量なカーボンが使われることがほとんどで、車体重量が大幅に軽くなります。コンポーネントもレースで使われるような最上級グレードが搭載され、まさに最高の性能を求める人のためのモデルです。アシスト性能はもちろんのこと、自転車そのものとしての走行性能を極限まで高めています。価格も高価になりますが、それに見合うだけの満足感と性能を提供してくれます。

大切なのは、自分の使い方と予算を明確にすることです。高価なモデルが必ずしも自分にとって最適とは限りません。どんな風に自転車を楽しみたいかを想像しながら、無理のない範囲で最適な一台を選びましょう。

知らないと大変!電動アシスト自転車の法律と公道走行のルール

電動ロードバイクで公道を走るためには、日本の法律で定められた基準を満たしている必要があります。安全に楽しむためにも、基本的なルールを正しく理解しておきましょう。最も重要なのは、アシスト比率に関する基準です。日本の法律では、電動アシスト自転車は「人の力を補助するもの」と定義されています。具体的には、時速10kmまでは、ペダルを漕ぐ力1に対して最大で2の力でアシストすることが許されています。そして、速度が上がるにつれてアシスト力は弱くなり、時速24kmに達するとアシスト機能はゼロにならなければなりません。この基準を超えてアシストするものは、原動機付自転車、つまりバイクと同じ扱いになり、免許やナンバープレートが必要になります。国内の正規販売店で購入するモデルであれば、この基準をクリアしているので心配ありません。

購入の際には、その自転車が安全基準を満たしていることを示すマークを確認すると、より安心です。例えば、「TSマーク」や「BAAマーク」が貼られている自転車は、専門家による点検整備や、安全基準適合が確認されている証です。

公道を走行する際の交通ルールは、普通の自転車と全く同じです。原則として車道の左側を走行し、歩道を走る際は徐行しなければなりません。信号や一時停止などの交通標識を守ることも当然です。また、2023年4月からは、自転車に乗るすべての人にヘルメットの着用が努力義務化されました。自分の命を守るためにも、ヘルメットは必ず着用するようにしましょう。

電動ロードバイクは、手軽にスピードが出やすい乗り物です。そのパワフルさを楽しみつつも、常に周囲の状況に気を配り、安全運転を心がけることが、長く楽しむための秘訣です。

バッテリーの寿命は?長持ちさせるコツと交換費用

電動ロードバイクの心臓部とも言えるバッテリー。できるだけ長く、良い状態で使い続けたいものです。バッテリーの寿命は、一般的に充電回数で示されます。メーカーやモデルによって異なりますが、おおよそ700回から900回程度の充電が寿命の目安とされています。毎日充電したとしても、数年間は性能を維持できるように設計されているので、過度に心配する必要はありません。

しかし、使い方や保管方法によって、バッテリーの劣化を早めてしまうこともあります。バッテリーを長持ちさせるためには、いくつかのコツがあります。まず、バッテリー残量がゼロになるまで使い切る「完全放電」や、満充電のまま長期間放置する「過充電」は避けるのが賢明です。少し残量がある状態でこまめに充電する方が、バッテリーへの負担が少ないとされています。多くのモデルでは、充電が完了すると自動的に電流が止まる仕組みになっていますが、充電しっぱなしにしない方が良いでしょう。

保管場所も重要です。バッテリーは、極端な高温や低温に弱い性質を持っています。真夏の炎天下や、冬の氷点下になるような場所に長時間放置するのは避けるべきです。室内で保管するのが最も理想的です。長期間乗らない場合は、バッテリーを自転車本体から取り外し、50%程度の充電量で保管しておくと、劣化を抑えることができます。

もしバッテリーの性能が落ちてきたと感じたら、交換が必要になります。バッテリーの交換費用は、モデルによって大きく異なりますが、一般的には5万円から8万円程度が目安となります。決して安い金額ではありませんが、バッテリーを新品に交換すれば、再び新車のような力強いアシスト力が戻ってきます。バッテリーの交換や廃棄については、購入した販売店に相談するのが最も安全で確実です。

もっと楽しむためのアクセサリーとカスタマイズ

電動ロードバイクを手に入れたら、さらに快適で安全なサイクリングのために、いくつか揃えておきたいアクセサリーがあります。まずは、安全のために必須のアイテムです。ヘルメットは、万が一の転倒時に頭部を守る最も重要な装備です。自分の頭に合ったサイズのものを選びましょう。夜間に走行する可能性があるなら、フロントライトとリアライトも法律で装着が義務付けられています。自分の存在を周囲に知らせるためにも、明るいライトを用意しましょう。そして、大切な愛車を盗難から守るためのも忘れてはなりません。丈夫な鍵を複数使用すると、より安心です。

次に、走行データを記録してサイクリングをより楽しくするアイテムとして、サイクルコンピューターが挙げられます。速度や走行距離、走行時間などを表示してくれる便利な道具です。GPS機能を搭載したモデルなら、走ったルートを記録したり、ナビゲーション機能を使ったりすることもできます。

快適性を向上させるためのカスタマイズもおすすめです。長時間乗っているとお尻が痛くなるという悩みは、多くのサイクリストが経験します。自分に合ったサドルに交換するだけで、驚くほど快適になることがあります。また、ペダルを効率よく漕ぐためのビンディングペダルと専用シューズを導入するのも良いでしょう。ペダルと足が固定されることで、より一体感のある走りを楽しめます。

他にも、パンク修理キットや携帯工具、ボトルケージなど、揃えておくと便利なアイテムはたくさんあります。最初から全てを揃える必要はありません。まずは安全に関わる最低限の装備を整え、走りながら自分に必要なものを少しずつ追加していくのが良いでしょう。カスタマイズもまた、ロードバイクの大きな楽しみの一つです。

よくある質問 Q&A

ここでは、電動ロードバイクに関して多くの人が抱く疑問について、Q&A形式でお答えします。

Q. 雨の日に乗っても大丈夫?

A. はい、大丈夫です。電動ロードバイクのモーターやバッテリーなどの電装部品は、日常生活での雨に対応できる防水性能を備えています。ただし、高圧洗浄機で直接水をかけたり、水たまりに水没させたりするのは故障の原因になるため避けてください。また、雨の日は路面が滑りやすく、視界も悪くなります。ブレーキの効きも晴天時より落ちるため、いつも以上にスピードを落とし、慎重な運転を心がけることが大切です。乗車後は、車体を軽く拭いて水分を取り除き、チェーンに注油するなどの手入れをしておくと、自転車が長持ちします。

Q. 充電が切れたらどうなる?

A. アシスト機能が停止し、普通の(少し重い)自転車になります。ペダルを漕げば、もちろん前に進むことはできます。しかし、アシストがない状態で坂道を登ったり、長距離を走ったりするのはかなりの体力が必要です。長距離を走る際は、事前にバッテリー残量を確認し、走行ルートと航続距離を考えて計画を立てることが重要です。予備のバッテリーを用意したり、充電スポットがある場所を休憩地点に設定したりするのも良い方法です。

Q. メンテナンスはどこに頼めばいい?

A. 購入した販売店に相談するのが最も確実です。特に、モーターやバッテリーといった専門的な知識が必要な部分の点検や修理は、専門の機材や技術を持ったプロに任せるのが安心です。一般的な自転車店でも対応してくれる場合がありますが、メーカーやモデルによっては対応できないこともあります。購入時に、アフターサービスの体制がしっかりしているお店を選ぶことも、長く安心して乗り続けるための重要なポイントです。

Q. 普通のロードバイク用のパーツは使える?

A. 多くのパーツは共用できます。例えば、タイヤやチューブ、サドル、ハンドル、ペダルなどは、規格が合えば交換してカスタマイズを楽しむことができます。ただし、クランクやチェーンなど、ドライブユニット周辺のパーツは専用品である場合が多いです。パーツを交換する際は、互換性があるかどうかを事前によく確認する必要があります。不明な点があれば、自己判断せずに専門の販売店に相談しましょう。