セリアがカンペンケースを自主回収
鋭利な縁で指先を2針縫う事故
使わないようにしてください。
「セリア」の筆箱で指先切るおそれ
約8万個を自主回収へ
100円ショップのセリアを運営するセリアが、カンペンケース「CRISP バナナandチェリー」と「CRISP レモンandオレンジ」を使用しないよう呼びかけるとともに、回収すると発表しました。使用すると、けがをする恐れがあるためとしています。国民生活センターによると、蓋の内側の縁部が人体傷害のおそれにつながる鋭さになっているとのこと。蓋には樹脂製の透明な窓が取り付けられているのですが、蓋を開けようとした際に樹脂の窓と金属製の本体部の間に指が入り込み、皮膚の一部が削げ落ちるけがをした人がいるそうです。窓は蓋と接着されておらず、指で押すと柔軟性がある窓が容易にたわみ、鋭い蓋の縁に触れてしまう構造でした。蓋の内側の縁は全周にわたって鋭利な構造になっています。このカンペンケースは全国のセリア各店舗で、2018年2月〜8月まで販売されていました。対象個数は約8万個で、価格は108円(税込)でした。すでに全国のセリア各店舗からは撤去済み。セリアは、「該当商品をお買い求めのお客様をはじめ、関係者の皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます」「今後、より一層の品質管理を強化徹底し、再発防止に努めてまいります」とおわびしています。
【注意喚起・自主回収】セリアで販売されたカンペンケースで蓋を開けようとした際に、左手指の皮膚の一部がそげ落ち、2針縫う事故が発生。回収等が行われていますので、お持ちの方は、使用を中止し、速やかに事業者に連絡を!詳細はこちら⇒https://t.co/JtxBTXBoXM pic.twitter.com/R0gvLqxe5f
— 消費者庁 (@caa_shohishacho) 2018年8月16日
【筆箱で指先切る セリアで8万個販売 使用中止を呼びかけ】100円ショップの「セリア」で販売された金属製の筆箱で、使用中、指先を切るおそれがあるとして、国民生活センターが使用を中止するよう呼びかけるとともに、販売元が商品の自主回収を始めています。 https://t.co/dMrc9lmo7S
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2018年8月17日