ローヤルゼリー



ローヤルゼリーは別名、ロイヤルゼリーやビーミルク、蜂乳、王乳などとも呼ばれる乳白色の物質で、女王蜂のみが食べることのできる特別な食べ物です。正確には女王蜂と、女王蜂の幼虫、そして生まれてから数日間の働き蜂の幼虫が食べることができるものです。ローヤルゼリーは働き蜂の体内で合成され咽頭線(唾液腺)から分泌される膠状物質(クリーム状の物質)です。

卵の時点で女王蜂と働き蜂には違いはありません。女王蜂はローヤルゼリーのみを食べることで、働き蜂の約1.5倍の大きさに成長し、羽化してから1週間ほどで交尾をして毎日2,000個もの卵を産むことが出来るようになります。その寿命は働き蜂の約40倍。女王蜂の驚異的な生命力をささえるローヤルゼリーはまさに”ロイヤル”な食べ物と言えるでしょう。